日本ではかなりの割合で落とし物が戻る 日本では駅や電車の中に物を置き忘れても、落とし物ってかなりの確率で手元に戻ってきますよね。私はこれまで幾度となく助けられました。電車の網棚にゴルフバッグをおいたまま家に帰り、1週間も思い出さなかったこと…
ピッツバーグ大学図書館時代の同僚、Hさん ピッツバーグ留学中、私はライブラリースクールで勉強するかたわら、大学の東アジア図書館内の日本情報センターという小さな図書室でレファレンスライブラリアンの仕事をしていたことは、度々このブログで書いてい…
学校の授業で取り上げた日本の昔話 ある日、学校から帰った長女が、今日こんなことがあったんだよと話をしてくれました。 なんでも、3年生の彼女のクラスで、日本の昔話を取り上げたのだそうです。ちょうどその頃、音楽の授業でも「さくらさくら」を習ったと…
いつも当ブログにお越しいただきありがとうございます。 中途半端な報告ですが、今日で64記事を達成しました。「子連れ留学」という狭いテーマで、ハウツー的な内容でもないので、当初は20記事ぐらいで放置するのでは・・・と思っていましたが、現在の私の視…
2004年に米国議会図書館で買ったマグカップ 今年、丸善雄松堂さん主催の米国図書館研修ツアーで15年ぶりにワシントンDCを訪問しました。初めてDCを訪れたのは、留学して2年目を迎えた2004年。子供たちを連れて車で行った2泊3日の小旅行でしたが、今年再訪し…
祖母になってみて実感 私は今現在53歳で、今年の1月には長男に初孫が生まれ、正真正銘のおばあちゃんになりました。立場が変わってみて思うことは、30代の半ばの頃、私はそれはそれは自分中心で、周囲の人の気持ちを想像する努力に欠けていたなあということ…
大学院のレポート課題の締め切り地獄 今や日本でも風物詩となり、スーパーでもハロウィーン関係グッズが売られるようになりましたが、2000年代初めのころ、ハロウィーンはまだまだ我々外国人にとっては物珍しいお祭りでした。 一方、この時期、私はいくつも…
遺族年金を受給するため、半年に一度は領事館に出向き在留証明をとらなければならなかった。
日本語補習校のお弁当は本当に面倒 日本語補習校がある日曜日の朝は、いつもよりずっと早く起きます。お弁当作りのためです。このお弁当作り、日本にいた時の倍の時間がかかり、本当に面倒でした。 日本のスーパーだとお弁当用の冷凍食品は山ほどありますが…
日本では毎日が病院通いだった 私と子供達がアメリカに渡る前の年の話ですが、その頃は当時入院していた夫を見舞うため、病院と家と保育園と会社を行ったり来たりする毎日でした。朝、下の娘たちを保育園に送り届けると、その足で会社に行き仕事をし、昼休み…
グループワークにもだいぶ慣れてきた ライブラリースクールでグループワークを何回かこなすうち、最初の頃は会話の中に殆ど入れなかった私も、徐々にコツをつかめてきました。相変わらずディスカッションはちんぷんかんぷんなことの方が多いのですが、それで…
Apple Watchを昨年の暮から使っています。色々便利ですが、私が便利に使う機能のトップ、それは、 「家の中でiPhoneを探す」 これは予想以上に頻繁に使っています。決まった場所に置いておけよっていう話なのは重々わかっているのですが。 それと同じくらい…
アメリカの小学校で伝統的に行われている算数ゲーム「24」 アメリカの小学校の主に高学年で伝統的に行われている算数ゲームで、「24」というカードゲームがあります。札を取り合うシンプルなゲームですが、これが結構頭を使う。ルールはこうです。 まず、…
免許証を見ながらお巡りさんが発した一言 昨日のエピソードの続き。免許証は?と聞かれカバンから運転免許証を出してお巡りさんに差し出すと、お巡りさんはその免許証と私をしばらく交互に見比べていましたが、次に発した一言に、私は耳を疑いました。 「こ…
13歳以下の子供を一人にしてはいけない法律? アメリカでは「13歳以下の子供を一人にしてはいけないという法律がある」。いろんなサイトにそう書いてあります。私もこれについては様々な人からアドバイスを受けていました。 しかしこれ、本当に法律なのか、…
「留学」と一口に言っても本当に様々 「留学」と一口に言っても、今は本当に様々なスタイルがあります。国際化の掛け声のもと、いくつかの大学では在学中に全員を留学させることを目標に掲げたりしています。が、中身をよく聞くと2週間程度のホームステイに…
民族衣装のファッションショーで浴衣を着る アメリカ人のルーツは色々ですし、小学校には様々な外国人の子供が通っています。ある時、小学校のファンドレイジングの一環で、校庭を会場に民族衣装のファッションショーをやることになりました。自分たちのルー…
音楽の授業では本格的な楽器を選択 我が家の4人の子供のうち、下の3人は同じエレメンタリースクールに通っていましたが、3年生以上は音楽の時間に何種類かの楽器から好きなものを一つ選択することになっていました。3年生の長女はフルートを、5年生の次男は…
子供の誕生会@公園で会った”ご老人” 娘のクラスメイトが公園で誕生会を企画し、それがなんとも不思議な会だったことは前に書いた通りです。その時、主役の男の子を待ちながら、私は一緒に招待されてやってきた双子の女の子の保護者の男性と2時間世間話をし…
ドラァグクイーンストーリーアワー 読み聞かせやストーリーテリングからダイバーシティを学ぶ 私がストーリーテリングの授業を受けたのは、かれこれ15年前のこと。アメリカの公共図書館を取り巻く状況もこの15年で相当に変わりました。ドラァグクイーン*1に…
1950年代のストーリーテリングの作法 プロのストーリーテラーであるフラン・ストーリングスさんにメールをすると、直ぐに返信をいただきました。 フランさんはメールの中でこんなことをおっしゃっていました。 Please try to tell in your own words! Or do …
自由なスタイルで語るクラスメイト ストーリーテリングの授業では語りのスキルそのものを細かく指導されるということはありませんでした。我々はプロの俳優や語り手を目指すわけではありません。最も大事なことは、内容的にもテキストにおいても質の高い話を…
公共図書館の児童サービス 先日ある場所で、司書を目指す人の多くが「児童サービスをやりたい」「読み聞かせをやりたい」「おはなし会をやりたい」と言うが、それらはある種の「逃げ」だと思う、という意見を聞きました。私もそう思わなくもありません。児童…
なぜMBAではなくMLISか アメリカの大学院に留学するといえば、普通の人が思い浮かべるのはまずMBA(経営学修士)ではないでしょうか。私は図書館とその周辺の業界にかれこれ30年近く生息しているので、時折感覚が麻痺してしまうのですが、国内外を問わず、一…
中学1年の夏休みにアメリカに来た長男 子連れ留学中のことをあれこれ思い出そうとすると、長男が何をしていたかの記憶が殆どありません(苦笑)。このブログのエピソードも、ついつい下の娘達中心になっていますが、手がかかっていた順番に覚えているからな…
次男も誕生会へお呼ばれ 次男は当時小学5年生で、もうこの頃になるとお誕生会もやったりやらなかったり、家庭によって様々でした。が、ある時ピッツバーグ郊外のボーリング場を会場にクラスメイトの誕生会が開かれ、そこにお呼ばれしたことがありました。慣…
自宅で誕生会を企画実施 アメリカ滞在中に私が企画した誕生会は計2回。下の2人の娘達がちょうど誕生会が盛んな年齢だったということと、こういうことも経験しておこうかなという気持ちでやってみたのですが、面白かった反面結構大変でした。 娘達の誕生日は2…
アメリカの誕生会への招待状 私達家族の生活もだいぶ慣れた頃、ある日、上の娘が友達からもらったという一枚のカードを持って帰ってきました。見ると、友達のお母さんが手作りした誕生会の招待状です。 「アメリカ」 誕生会」で検索すると、子供の誕生会は日…
私費留学は死ぬほどお金がかかる 私費留学ってめちゃくちゃお金がかかるイメージですよね。実際その通りです。 もし当時と同じ条件で、今私が留学するとしたら一体いくらかかるのでしょうか。ピッツバーグ大学のサイトの奥の奥の奥深くまで情報をたどって調…
土曜日の朝、いつものように寝坊した私。リビングに行くと私の夫が書いたメモがテーブルにおいてありました。今はリタイア生活を楽しんでいるが、外資系企業でトータル14年社長をやった人なので、昨日の私のエントリーに関して一言いいたくなった様子です。 …