【37】子供の誕生会、アメリカは日本よりも派手にやっていた①

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私達家族の生活もだいぶ慣れた頃、ある日、上の娘が友達からもらったという一枚のカードを持って帰ってきました。見ると、友達のお母さんが手作りした誕生会の招待状です。

「アメリカ」 誕生会」で検索すると、子供の誕生会は日本よりもずっと派手に行うという内容のブログや記事が沢山出てきますが、当時の私はそんなことを全く知りませんでした。へー、アメリカにも誕生会があるんだと招待状を見ながら感心することしきり。いまや日本でも珍しくありませんが、プレゼントの包装専門のお店も見かけるし、スーパーにはカードのコーナーがかなりの面積を占めている。こういう背景もあるんだなと思いました。

初めての誕生会のお誘い、行かない理由は何もありません。娘に確認すると「うん、いくよ」との返事。私はカレンダーにマークをつけました。

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ところが、それから2週間ぐらいたった頃でしょうか。ある夕方家の電話がなりました。受話器をとると誕生会に招待してくれた友達のお母さんからです。

「私はカナと同じクラスの〇〇の母親です。〇月×日に〇〇の誕生会を行うので、先日招待状を持たせたのですが、お手元に届いていますか?ぜひカナに来てもらいたいのだけれど、ご都合はいかがでしょうか」

そんなことを電話口で言われました。私はキョトンとしてしまいました。ん?だって招待してくれたんでしょ?だから勿論うかがうつもりですけど何か?と思いながら、はい、娘も楽しみにしています。お誘いありがとうございます、ぜひ伺います、といって受話器をおきました。

受話器を置いたあと、はたと気がつきました。出欠の返事をしなくちゃいけなかったんだ。そりゃそうだよね、準備の都合もあるもんね。そこで再度招待状をみると、見たことのない単語、そう「RSVP」という文字が目に入ったのです。

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 RSVP。repondez s'il vous plait。フランス語で「ご返答願います」の意味。出欠の期限をちょっとカッコよく書く時に招待状や案内の最後に添える。この言葉を私は全く知らず、もらったまま放置していたわけです。わざわざ電話をくれたお母さんは、普段から教育熱心で言葉遣いも丁寧な方でした。電話をもらわなかったら、娘は不参加扱いになるところだった。あー良かった。

こんな感じでとてもフォーマルに進める誕生会もあれば、口約束で当日行ってもやるんだかやらないんだか不明な誕生会もあれば、その家庭のバックグラウンドによってやり方がばらばらなのが大変興味深かったです。よそのウチがこうだからウチも、という風にはならないのが面白いところです。

誕生会には3、4回呼ばれました。私も下の娘2人の誕生会を開いてみたことがありましたが、これがまた結構大変でした。

(この項つづく)