【58】留学中の旅行先で買ったマグカップは今も健在。世の中には洋書の本棚柄にそそられる人種が一定数存在する

2004年に米国議会図書館で買ったマグカップ

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今年、丸善雄松堂さん主催の米国図書館研修ツアーで15年ぶりにワシントンDCを訪問しました。初めてDCを訪れたのは、留学して2年目を迎えた2004年。子供たちを連れて車で行った2泊3日の小旅行でしたが、今年再訪してみて、当時の記憶は殆ど断片的にしか残っていないことがよーくわかりました。しかし、15年前には確かに行った。その証拠が、Libary of Congress(米国議会図書館)のショップで購入したマグカップなのです。

洋書の本棚柄にそそられる人々

このマグカップ、柄に惹かれて購入したものですが、世の中には図書館員をはじめとして、この洋書の本棚柄に魅了される人々が一定数存在します。私自身は愛書家でも読書家でもないし、買う本は基本Kindle版ですが、この並んだ本の模様から発せられる空気感、特に洋書の醸し出す雰囲気には確かに惹かれます(こういうのすら本物じゃないからけしからん、本を冒とくしている!とか言って怒る人もいるのだろうか・・・?)

四ツ谷で見つけたワンピース

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数年前、四ツ谷のアトレにあるとあるおば様御用達のブランドチェーンをのぞいた時のこと。基本的にこのお店で服を買うことははないのですが、この日はいかにも売れ残り風なバーゲンのワンピースが店先に何枚もつるしてありました。何気なく近づいて見るとまさに本棚柄。こんな柄のワンピースを買う人が、一体世の中にどれだけいるんだろう、ここで私が買ってあげなければ、つるされたワンピースたちは一生浮かばれないのではないか。そう思い、速攻で購入しました。

クローゼットの7割は無地という鉄則は守りつつ、これは例外

2013年に竹岡眞美さんのスタイリングを受けた際(そして、超地味~な外見から大変身した話の詳細は拙著をご覧ください)、プリント柄というのはよほど素材が良くないと素敵に見えないのだということを学習し、以来、クローゼットの7割は無地にしています。が、このワンピースだけは別。図書館業界のちょっとした飲み会や、会議などで日本、海外を問わず着ています。半分以上はシャレのつもりですが、意外なほどに注目度が高く、着物と同様とても便利なコミュニケーションツールであることがわかりました。

ある懇親会場でお仲間発見

先日は、とある会議の懇親会場で、これと全く同じワンピースを着ている人を発見。面識がないのに早速声をかけ、楽しく会話ができました。男性のネクタイでも本棚や音符の柄、なにかしらメッセージ性のあるものを身に着けている人とは、会話の糸口が見つかり、そこから話が広がるということも多いですね。

有名ブランドにも本棚柄

一歩間違うと馬鹿げた印象を与えまねませんが、たとえばTommy Hilfigerでももこんなシャツドレスが出ていました。でも、これ、髪型とか靴とか小物を相当計算しないと難しそうですね。

https://www.ebay.com/c/1956906255

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https://i.ebayimg.com/images/g/rikAAOSw6EpcPDIS/s-l640.jpg

私のマグカップは今や貴重なお宝

話をマグカップに戻します。これは物持ちの極めて悪い私が、15年間壊さず無くさず、奇跡のように使い続けているものです。2泊3日の小旅行から帰ったあと、ピッツバーグの家でも日常的に使い、割ることなく日本に持ち帰り、帰国後は再就職した会社の机で10年間使い続けました。時には飲みかけのコーヒーを何日も放置してカビをはやしたこともありましたが。。。そして、会社を辞めて独立したあとは、今も毎朝これで紅茶を飲んでいます。ほんと、アメリカのマグカップって頑丈にできてるよなあ。ちょっとやそっとじゃ壊れない。これだけ長く使っていると、愛着と付加価値が増し、いまや自分にとっての貴重なお宝となっているのと同時に、大げさかもしれませんが、自分が生きてきた証のようにさえ感じます。

(つづく)