みなさん、こんにちは。
唐突ですが、最近始めたダイエットの話を何回かに渡って書いていこうと思います。
2005年に留学を終えて、日本に帰って来たのは39歳になる年の夏でした。
アメリカ生活の食生活は相対的にはかなりジャンクでしたが、きっとその当時は代謝が良かったのと、子育てと仕事と勉強で知らないうちに身体を動かしていたんでしょうね。渡米前より2キロ増量していたにとどまっていたんです。
しかし日本で就職すると、不摂生な生活に拍車がかかりだし、1キロ、また1キロと体重が増え、気がつけば60キロの大台に。それが42、3歳ごろ。でも私の身長は164センチですから、モデルになりたいわけじゃないし、まだまだ健康的な標準体型ではありました。
なんとかごまかしながら60キロを割るかわらないかぐらいのところで持ち堪え、数年経ちました。
ところが、今年になって一挙に体重が増える出来事が。言うまでもなく、コロナによる自粛生活です。
基本的に出不精の私、緊急事態宣言が出されたときには、これで大手を振ってウチの中に居られる!と密かに喜んだものでした。
しかし、人間ってなんにもしなくても日々何かしら動いてカロリーを消費していたんですね。
その「なにかしら」がなくなると、体重は瞬く間に64キロという、最初の子供を出産した頃の体重にまで増えてしまいました。
しかも。あの頃は母乳をあげていたらあっという間に元通りになったのに、何をやってもびくとも減らない💦
上の実際の写真(のトレース)を見て、どう思われるかは人それぞれだと思います。アメリカにいたらこんなのは完全に痩せている部類に入りますものね。むしろ部位によっては肉付きをさらによくしないと凹凸がなくて不恰好かも。。
しかし、問題は他人からどう見えるか、ではなく、セルフイメージとのズレが気持ち悪い、ということなんです。これ、自己肯定感の欠如にも大きく関係します。
数年前、竹岡眞美ちゃんのスタイリングで大変身したときに買い直した服のほとんどが、パツパツになり、タートルの薄手のニットはボンレスハムのように背中と脇の下から肉がはみ出ました。(ちなみにスタイリングの話については、また今度)。
ラップドレス型のワンピースは、完全に横幅をとられ、前でリボンが結べなくなりました。仕方がないので、中にスパッツを履いてジレ風な着こなしに挑戦してみましたが、そもそもジレじゃないものを代用することに無理がありました。
こうして、大枚はたいて買ったほとんどの服はお蔵入りに。
代わりに購入したのは、体型隠しの黒のワンピースです。全身黒で覆い隠してバッグで差し色を入れる。私にもできる手っ取り早いオシャレ術。
しかし。
このまま自分に甘えていたらどうなる、、、?
危機感は日に日につのり、オンラインヨガやYouTube動画のダンスやウォーキング、レコーディングダイエット、色んなことをやりました、、、。
100gも減りませんでした。
今年の12月には55歳。もう若くないんだなーと自分を客観視する私。
もっと、がつんとした強制力が働かないと意志の弱さに負けてしまう、、。
そんな折。
一枚の写真が長男から家族のLINEに送られてきました。
劇的に痩せた長男の写真です。
長男は30歳です。中高生の時は痩せていましたが、大学生の途中から太りだし、同級生のママ友には「たろーちゃん、ずいぶん育っちゃったわね」と遠回しに言われたことも。一昨年結婚すると、その増量に拍車がかかり、さすがに健康面も心配になってきました。
一児の父親になったわけだし、自分の父親と同じように家族を悲しませるような事だけは絶対にしないで欲しい、、、。そんな風に密かに心配していたところ。
本人も思うところがあったんでしょう。ダイエットジムに2ヶ月通い、大変身を遂げたわけです。
ダイエットジムは幾人もの有名人が痩せてはリバウンドしているイメージがあり、私自身はとっても懐疑的でした。
しかし、その後も長男がリバウンドなく過ごしているのを目の当たりにすると、俄然興味が湧いてきました。
「ママもやってみよーかなー」
そこのジム、なんていうところ?ラ○◯◯◯プ?と聞くと、有名なそのジムではなく、そこより若干リーズナブルなやはり全国チェーンのジムということでした。
そして、さらにその三日後、私の背中を押す出来事がありました。
それは、友人から教えられ何気なく見始めた、Amazonプライムで配信されている「バチェロレッテ・ジャパン」。そこで主人公の福田萌子さんが、男性達に向けて発した一言です。
「辛いときが成長している時だからね!」
「バチェロレッテ」は、セレブな独身女性の主人公が多数の男性候補から未来の結婚相手を決めるリアリティショーですが、とあるエピソードで、候補者達がかなりきつめのワークアウトをする回がありました。ヘロヘロになりながら身体を動かす男性候補者達に向けて萌子サマが発した一言が「辛い時が成長している時だからね!」でした。
これを聞いて私は思いました。
果たして私は、これまで肉体的に辛いことに耐えたことがあっただろうか。学校の体育の時間はサボることに命をかけてたし、スポーツらしいスポーツを全くしてこなかった人生、全く疑問を持ったことがなかったけど、自分の中に何か抜け落ちているものがあるとしたら、これもそのひとつなんじゃないかしら?
そんな風に思ったわけなんです。
そして私は、ダイエットジムの無料カウンセリングを予約しました。
新しい自分を発見するために。
果たしてどうなることやら?
つづく。