《2》禁断の?ダイエットジムに入りました—カウンセリングでわかった、体重も体脂肪も減らなかったわけ。

無料カウンセリングの予約を入れて3日後、最寄駅から4つ目の駅を降りて8分ほど歩いた住宅街にあるダイエットジムに行きました。

私のカウンセリングの担当は、息子と同い年ぐらいの元気の良いトレーナーさんでした。

一通り記入した問診票を見て、開口一番こう言いました。

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「ヒロセさん、、、この、目標体重と体脂肪率ですが、、、こんなもんでいいんですか?」

こんなもんってアンタ、現体重を6キロ落とすのよ?100g落とすのだって大変なんだから、十分に高い目標でしょうが。っていうかむしろ高望みでしょうが。

実際、この2年ほど59キロを下回ったことは一度たりとてありません。体脂肪率だって、30%を切ってくれたら恩の字ぐらいの話なのです。これ以上何を望むというのでしょうか?

「これだと、まあ簡単にいけちゃうと思いますよ。できればもう少し高い目標を持った方がいいと思いますよー。どうしますか?」

フフフ、あなたは初対面でまだ私のことを何も知らないからそんな事が言えるのよ。でも、そこまでいうならもうちょっと目標を上げてあげてもよくてよ?

「じゃあ、、、今までのベスト体重の56ってことでお願いします」と私は答え、アメリカにいた最後の頃の体重を告げました。40代の半ばごろ、一度痩身エステに通った時でもここまで落ちるということはありませんでしたし、実際ここまで落ちたら、逆にシワができて老け込むことになるんじゃないのかしら。。それだけは避けたいですけど、この54才と10ヶ月のオトメゴコロ、若いキミには理解できないかもね。。。

「体脂肪率はいかがですか?一応、女性の場合、標準は20-25%です」

「あ、じゃ、その25%にしときます」。私は女性標準のもっとも高い数値を選びました。

こうして、私の目標は体重56キロ、体脂肪率25%と決まりました。

それからトレーナーさんは、私の日頃食べているものを朝、昼、晩と尋ねながら、お、いいですね、あーそうですか、悪くないですねえ、なるほどーと相槌を繰り返しながらメモを取り続けました。が、アルコールの話に差し掛かったところでペンを動かす手がピタリと止まりました。

トレーナーさんは顔を上げて私を見て言いました。

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「ヒロセさんもご存知のとおり、アルコールはダイエットの大敵なんです。お酒はやめられそうですか?」

「・・・」

私は自ら進んでお酒を飲む方ではないですが、人と飲むのが好きなソーシャルドリンカーです。そして、大半の場合、その飲みの相手は夫なのでした。自慢じゃないですが、夫はワインと日本酒は「蒐集」という字を当てはめてもよいぐらい買い溜めており、自宅には中型冷蔵庫の大きさのワインセラーがひとつと、一人暮らし用冷蔵庫サイズのワインセラーが2つ、合計3つ、すべて日本酒とワインで埋まっています。

2人ともご飯を食べながら飲むのが普通で、時折、反省して休肝日を設けることはありましたが、1年365日ほぼ毎日飲んでいるのが現実でした。こんなに飲んでいるのに、夫の体型は全く変わらず、私だけが育っていくのは合点がいきませんが、、。

が、お酒をやめられるかと聞かれたら、私自身はさほどの未練なくやめられる気がしました。

そもそも夫と再婚するまでは、自宅で飲むなんていう習慣も皆無だったわけなので。

私は、やめられると思います、と答えました。全くダメということではありませんからね、とトレーナーさんは言いました。私も完全に断つつもりはさらさらなく、たまの飲み会では飲む気満々です。

そして話題はこれまでやってきた運動の話に。

「ランニングをされてたこともあるんですね。ウォーキングっていうのはどのくらい?」

「毎日1万歩、1ヶ月続けてみたんですけど、なんの変化もなかったんです」と私。

「結果が出ないといやになっちゃいますよねー」トレーナーさんはそう言って、こう続けました。

「ここでは筋トレをメインにメニューを組みますけど、一番重要なのはなんといっても食事なんですね。たとえば1万歩歩くとして、消費カロリーは200キロカロリーぐらいなものですよね?その200キロカロリーって食事にしたらどうです?あっという間にそのぐらいいっちゃう量なんですよ」

うーん、やっぱりそうだったか。Apple Watchの三重丸が完成して、間食もしないから、結局気が大きくなって三度の食事をがっつり取っていたかも。。。

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トレーナーさんは有酸素運動はダイエットには不向きだということ、重要なのは短い時間に負荷をかける無酸素運動であると言いました。

「食事については、最初のうち結構つらいと思いますよ」

お腹が空くからそりゃ辛いだろうなと私は思いました。が、理由は逆でした。

「今まで以上にとくに朝と昼は食べてもらうことになるんです。かなりの量だと思います」。

いわく、筋トレをして、負荷をかけ、筋肉を壊す。それを再生させるためにたんぱく質を十分に摂取し、睡眠をとる。つまり、ごく一般的に言われる、脂質と糖質を下げてタンパク質を上げるダイエット方法なのでした。量は増えるけど、食べる物は相当変わりそうです。

「特別なことって何もないです。要は継続できるかどうかなんです。」

ものごとって結局はなんでもそうなんですね。自分の意志の力でそれができる人もいれば、誰かの伴走がないと続かない人も。私は明らかに後者の人でした。

息子がべつのジムですけど、こちらにお世話になって痩せました、と私が言うと、

「お、だったら入会金は無料になりますね。息子さんのお名前教えてください、、、はいはい、あー、✖️✖️✖️のジムに行かれてましたねー」

はからずも35000円程の入会金が無料になることがわかり、当初25万を払う心積りだったのが、20万ちょっとでよいとなったら、なんだか得した気がしました。そもそも入会はするつもりではいたけれど、その場で契約をし、全16回のうちの8回分の予定を決め、3日後にいよいよトレーニング開始となりました。

「初日はヒールの高い靴はやめた方がいいですよ」

「???」

「階段降りるのが大変ですから。スニーカーがいいと思います」

トレーナーさんはニッコリ笑って見送ってくれました。

こうして、ダイエットジムの扉を開けた私。

果たしてどうなることやら。

つづく。