経験したことのない頭痛で、眠れぬ夜を過ごした次の日。今度はトレーナーさんの予言どおり、太ももの前が激しい筋肉痛になりました。「生まれたての子鹿」から「人間」までは進化を遂げられたものの、その姿はよちよち歩きの乳幼児、もとい、おばあさんです。
とにかく今日から言いつけどおりのダイエット食を始めるのだ。頑張るぞー。台所に立ち、トレーナーさんの考えたメニューを改めて見てみました。玄米ご飯、100グラム。。。
オール玄米なんて生まれてから1度も食べたことがない気がする。人間いくつになっても初めてのことってあるのね。。I am still learning ってミケランジェロが言ったんでしたっけ。
でもちょっと待って? と私は思いました。玄米ご飯100グラムってメモには書いてあるけど、ひょっとしてこれ、炊く前の米の量じゃない?さすがに炊いた後の100グラムは少なすぎやしないか?
しかし、トレーナーさんに確認してみると、、、。
「炊いたあとの量です」
との淡々とした返信が。自分に都合の良い解釈ははずれていました。私は前の晩に炊いた玄米ご飯をきっちり100グラム、計って茶碗によそいました。トレーニングをして基礎代謝が上がれば、食べていい量も増えるんだから、それまでの辛抱よ。。。
ところがです。
普段ひとつしか食べない卵は2個食べないといけない(たんぱく質13g分)。今まで夫と半パックずつ分け合っていた納豆はまるまる1パック食べないといけない(たんぱく質16g分)。そしてサラダチキンが50グラム(たんぱく質13g分)。これに葉物を足す。そうなると玄米ご飯100グラムでも意外にお腹におさまりきりません。
トレーナーさんの指示通り、野菜から先に食べると、全体の半分ぐらい食べたところで満腹感が。だんだんお腹がいっぱいになり、苦しくなってきました。
さすが「食べながら痩せるジム」を謳っているだけはある。最後は無理やり口に頬張って頑張って咀嚼し、水と一緒に飲み込みました。
そうそう、水だって2リットルは最低でも飲むように言われたのでした。少しでも雰囲気をだすため、私は赤ワイン用のグラスになみなみと水を注ぎましたが、そうすると水の量は約500ミリリットルになることがわかりました。ということは、このグラスで4杯飲めば、1日の目標は達成ということです。逆にいうと、このグラスに赤ワインを多めについで飲んだら、自分ではそれほど飲んでいないつもりでも、相当な量飲んでいたってことですね。
こうして次回のトレーニングまでの3日間、素直に言いつけを守り、食事記録を写真にとってトレーナーさんに送りました。
トレーナーさんからは「素晴らしいお食事内容です」とのお褒めの言葉が。私は褒められて伸びる子なので、これは励みになります。
アボカドは夜にとるのはNGということもわかりました。
「夕食にアボカドをとると脂質が多いので朝昼で取ってくださるようにお願いします。ペーストしてパンにはさむなどしてください」。
ちなみに、このジムでは食事記録は報告の義務はない(と、ネットの口コミに書いてありました)。でも、大枚はたいて、サービスをフルに使わないのはどうなのよ?私は何がどうでも食事記録は報告する!と心に決めました。
トレーナーさんのその日のメールは「明日は上半身をバキバキにしますので、楽しみにしていてください」という言葉で締め括られていました。
楽しみにしてっていわれても、、、。
ワークアウトの2回目は、いよいよベンチプレスのようです。
果たしてどうなることやら。
頭痛はおさまってくれるのか?
つづく。