【34】MLIS(図書館情報学修士)で飯は食えるのか、司書資格で生活は成り立つのか問題

プロフェッショナルとして努力することとは アメリカで「ライブラリアンになる」というと「ああ、あなたはお金に興味がないのね」という反応が返ってくる、そんなことを誰かから聞いたことがあります。同じプロフェッショナルスクールを出ていても、医者や弁…

【33】相手に「Yes」と言わせる訓練は小学校からやっている。娘の宿題に驚く一方で私のコミュニケーションスキルは、、、。

アメリカの小学校で出た宿題「persuacive letter」 Noと言えない日本人の私は、サバティカルの先生の一件で相手を説得するスキルの重要性を思い知ったのですが、そんなある日のこと、上の娘(4年生)が宿題を持って帰ってきました。見ると「persuasive lette…

【32】あれはどう考えてもセクハラだった。Noと言えない日本人の私。相手を説得できない日本人の私。

図書館に日参するサバティカルの教授 某国のサバティカルの教授 前回、「基本的に人からの誘いを断れない」と書いたところ、意外だとの反応があったのですが、これに関連して思い出すことがあります。 ある日、仕事で日本情報センターのカウンターに座ってい…

【31】日本人コミュニティのお付き合い。”ママ友”のダンナ様を私は「先生」と呼ぶべきなのか問題

在米日本人のカテゴリー ピッツバーグには大きく分けて三種類の日本人が住んでいました。ひとつは私がお世話になったNさんやマダムのような永住組、ひとつは単身留学組、そして夫の仕事や留学で付帯家族として滞在している人々です。私達家族はどのカテゴリ…

【30】使えるものは子供でも使う。レファレンス資料とサービスという授業のレポートでは次男と長女を動員した

図書館のレファレンスを観察、評価する課題 ある時、「レファレンス資料とサービス」という授業で「Formal Reference observation」というレポートが課されました。これは、William Katzという人が書いた、その道ではたぶん古典に属するのだと思いますが、レ…

【29】ライブラリー・スクールでの履修科目。脈絡なく色んな授業を取ったことが、自分のキャリアにとっては良かったと思える

アメリカのプロフェショナルスクールとは 私が入学したのは「ライブラリー・スクール」という名前でも呼ばれるいわゆるプロフェッショナルスクールです。プロフェッショナルスクールとは、Wikipediaによれば、「主に北米において高度専門職業人を養成する、…

【番外編】Amazonアソシエイト・プログラムに承認されるまでの備忘録

審査が厳しい?Amazonアソシエイト 7月30日に「Amazonアソシエイト・プログラムにお申し込みいただき、誠にありがとうございます。当プログラムへの参加のお申し込みを正式に確認させていただきましたので、お知らせいたします。」というメールが届きました…