【4】図書館情報学で留学する。どの留学先を選ぶのか

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ぴったりの記事をみつけました

図書館情報学での留学のノウハウ

さて、海外日本研究司書の人々にも刺激を受け、図書館情報学で留学する方向で情報収集を始めた私でしたが、まさにその年「情報の科学と技術」という図書館の業界の会員誌で、画期的な特集が組まれていることに気がつきました。「海外の図書館情報学教育に学ぶ」という特集です。

https://www.infosta.or.jp/journal/200207j.html

そもそも私には、どうやって大学を選ぶのかすら、全くわからなかったのです。分野が特殊すぎて、巷の書店で手に入る留学参考書は役に立ちません。同様の理由でいわゆるエージェントを使うという選択肢は初めからありませんでした。

北米に留学する場合、まずアメリカ図書館協会に認定された学校のリストを見ることから始める、そこから各大学のホームページをたどり、プログラムの詳細を見たり、留学生の入学資格を確認する、、、。この記事には役立つ情報がたくさん書いてありました。後にも先にもここまで具体的な留学のノウハウを示してくれたものはないのではないかと思います(あれば教えてくださいませ)。

また、後に会社の同僚となり、私の再就職も含めて大変お世話になるのですが、その頃はまだ面識のなかったブログの主が、図書館情報学での留学記を書いていました(当時”ブログ”という単語は存在せず日記と読んでいましたが)。彼女の日記からアメリカの大学の修士課程の様子もよくわかりました。 当時は、日本から図書館情報学で留学するといえば、よく耳にしたのがハワイ大学でした。かなりの図書館関係者がハワイ大に留学していたので、私もハワイにした方がいいのかな?と安易に思いましたが、調べてみると、子育てにお金がかかりすぎる。ほかにもシモンズカレッジ、シラキュース、ミシガン、イリノイ、(その道での)有名な大学院が色々ありました。それらの大学の情報を収集しているうちに、私のお客様だった日本研究司書の方から、あるメールをいただいたのです。(つづく)

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